山 口大学工学部機械工学科内燃機関工学研究分野

機械工学科演 習D 内燃機関工学研究室担当

[ 競技用ロケットシステムの設計・製作 ]

【解説】競技用(orおもちゃ)ロケット製作会社における企画立案・製品開発を模擬して行う.数人でグループを組み,どのグループの 企画が最も優れているかについて競争を行う.中間発表では投資家or社長への企画プレゼンを模擬して行い,最終発表会では製品のコン セプト,設計性能および試射会のデータを示しつつ,製品の売り込みプレゼンを行う.


【スケジュール】

10/9  技術調査,競技ルール決定(仕様書作成?)
10/16 概念(コンセプト)設計&外観図CG作成
10/23 簡易コスト見積,企画書の作成
10/30 中間発表会:"投資家or社長へのプレゼン"
11/6  打ち上げシミュレーション
11/13 構造設計(重心計算・空力計算)
11/20 熱設計(燃焼計算?・熱計算)
11/27 CAD図面作成
12/4  製作
12/11 製作&コスト計算
12/22 13:00〜 打上会
1/6  新春打上会(リターンマッチ?)

1/8 結果まとめ,発表会準備
1/15 最終発表会:"消費者へのプレゼン"


【 競技ルール】(学生が自分達で決めたルールです)

ロケットにグライダーを搭載し,空中で切り離しを行う.
  (注:グライダーとは翼を持っていて滑空するものとします)
ロケット打上からグライ ダー着地までの時間を競う.
ロケットには市販のC型エンジン1個を使用する.
  (注:C型エンジンの使用には日本モデルロケット協会の4級ライセンス必要です)



【 CGギャラリー 】(コンセプトをCGで表現し,中間発表 会で用いたものです)
 
第1班(予定原価1600円)

ロケット側面にグライダー 切り離されたグライダー 翼を開いて滑空!
 

第2班(予定原価2000円)

これも側面に グライダー 翼が回転し 展開した後, 切り離し!
 

第3班(予定原価980円!)

ロケット内にグライダー 側面です 逆噴射+ピストン押出し!


さて,コンセプトどおりに出来上がり,グライダーは大空を滑空しますやら...




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Last Update: 2002/12/23 by Masato MIKAMI